NPO法人IMAI研究所の今井です。

「どうも記憶力が無くて、単語がさっぱり覚えられません。どうすればよいのでしょうか?」という質問は、生徒さんからの質問トップ10に入るものです。
brainここで脳の記憶を行なう海馬の話しをしても、問題解決にはなりませんよね〜。

そこで、具体的な解決策のうちの1つ、シャドーイングを紹介します。
シャドーイングとは、朗読を聴きながら、聴こえた文の後に続いて、同じように発音し、影のようについていく発話練習法です。
ロシアで50年代後半に研究され、今でも吃音の研究等に役立てられています。

正しい音で聴いていないと、正しい発音が出来ないように、いくら時間を使って暗記しても、違う音でインプットした情報は正しく理解されず、単語だけで覚えた情報は、長期記憶として残りにくくなります。だから忘れてしまうんですね。

シャドーイングは、図にあるような言語をあやつる脳(ブローカー野、ウェルニッケ野)を、舌、喉、呼吸等を正しく動かせるようにトレーニングする為の練習法なので、聴こえてくる朗読の音声を、全く同じように真似てみる事が大切です。下記3点に留意して,文字情報を見ずに、耳だけを頼りに真似て、シャドーウィング練習をしてみましょう。

①Intonation (音の高低)
②Accent (呼吸使い・息のため方、ぶつけかた)
③Fluency (流暢さ・ゆっくりと速く)

好きなお話の朗読や、今まで買ったけれどしまい込んで使っていない教材等を使って、シャドーウィング練習を始めましょう!